今から半年〜1年前の自分をひっぱたきます。
どうも、イヌパワーです。
やりたいことがある。
素晴らしいことだ。
なければダメ、そんな画一的な考えは好きではない。
だがしかしbut、(ラッドの歌詞引用)
やりたいことがあり、そのためにまずお金を貯める。
この考えは間違いの元だった。
結局貯まらない、やがて自分のしたかったことを忘れる。
そして日常に戻っていく。
潜在意識の奥底に、結局変われなかったという記憶が強く深く、そして鋭く刻まれる。
何が間違いだったのか。
お金を貯めるという考え方が、だ。
お金は、確かに真面目に貯めようと思えばいつか貯まると思う。
しかしどれだけの時間がかかるだろうか。
この「時間を売ってコツコツ貯めればいつか貯まる」という考え方は
お金も時間も両方軽視しているということにこの頃やっと気づけた。
まず観点その1
お金。
お金とはなんだ。
よく見たら有名人が書かれた紙だ。
あの紙に原価1万円とかかかっているわけがない。
お金とは「信用」だ。
1万円札なら1万円分の価値や信用がある人ですよ、という信用だ。
信用を積み上げていった先に、信用して購入(ないし報酬や投資)という形でお金を支払われる。
例えばコンビニの弁当は安くてうまくてみんな買ったことあると思うけど、
あれがタイムサービス10円って書いてあったら多分ほとんど誰も買わない。怖くて。
だいたい400〜600円くらいで賞味期限内であればうまいし体壊したりしない(添加物などの議論は置いといて)という信用が潜在的にある。
だから特に疑わずに買うという結果になるのだが、この裏側に僕たちは潜在的にコンビニ(あるいは食品メーカーを)を信用しているというわけだ。
そもそもとにかくお金稼ぐファーストの考え方の奴を誰が信用するんだという話しだ。
二言目にお金かしてくれ〜みたいなくれくれ君は、誰も相手にしたくないだろう。
相手にしっかり信用していただくためにはどうすればいいのか。
これが何よりも大事だ。
会社勤めしたことある人ならコンプライアンス研修を受けたことがあるだろう。
あれはまさにこの「信用」の最低限の担保のためだ。
お金は、「信用」の次に結果としてついてくるものだ。
当時の僕のお金を貯めるという安直な発想はこの理解が大きく欠けていた。
その段階で止まっている価値観の人間に信用は集まらないし、従ってお金も集まらない。
また、別の角度で言えば、お金なんか貯めてんなよ、という考えに変わった。
つまりお金が手元にあるなら投資に使えよ、という話しだ。
投資って別に株式買えとかって話だけじゃない。
新しい分野勉強したりバカ面白い経験に金出したり自分の時間を作るための設備投資なんかもあり。
日本人は拝金主義だとホリ○モンさんが言っていたが
まさしくその通りだと思う。
お金を循環させる。
天下の回りもの、本当の意味がわかってきた。
循環させて、より大きくなって返ってくるのだ。
次に観点その2
時間
時間とは恐ろしいものだ。
時の美しさと残酷さを知る(ミスチルの歌詞引用)
どんなに天才でも、どんな稀代の犯罪者にでも、正義のヒーローにも悪玉のボスにも、唯一絶対平等に訪れるものだ。
時間だけは、全人類全世界において完全に平等だ。
(いつかこの概念が覆る日が来るかもしれないから、今のところは、と付け加えておく)
もし宇宙人がやってきて、お金くれたら24時間から25時間に増やしますよ、なんてSF映画みたいな話をしたら、全世界の国々が喜んで何兆円でも積むだろう。
時間とは超越的に平等でありそれほど圧倒的だ。
先ほども少しふれているが、「自分の時間を売る」ということがどれほど愚かであることか、しつこく並べた例でいやでも伝わったと信じる。
「まずお金を貯め」て、それは何年後だ。
その数年後の世界は、流行は、経済は、政治は、自分の肉体年齢は、何よりも自分自信の気持ちは、本当に今と全く同じか。
人は悲しいくらい忘れていく生き物(ミスチルの歌詞引用)
準備に励んでいたら、その次の準備が生まれて、また次の準備が必要で、準備だけで結局何してたの?って聞かれたらきっと僕は答えられなかった。
振り返るとこの10年はあっという間だった。
年もとる。
僕とて気づけば三十路。
少しずつ死に向かってゆっくり進んでいると自覚する瞬間が、わずかに生まれて来た。
何かを成したいか。
あるなら、今やろう。
時間は僕たちに優しくない。
待ってくれない。
そのためにお金が必要なことと、あなたが何かを成したいということは、
ほとんどの場合矛盾しない。
例えば、僕の場合新しい形の教育の事業をしたい、親友との約束を果たしたい→本当に世の中に必要な、世の中を良くできる提案ができればお金は勝手に回る。
例えば音楽をやりたい人がいて、なぜその人が音楽をやりたいかを真剣に考えて、自分がヒーローになりたければ自分が魅力を磨き続ければ道が開ける。あとは発信の手段を真剣に考えるだけだ。
世の中を明るくしたければ、音楽だけが道ではないかもしれない。
あるいは音楽をフックにした、自分にしかできない発信の道を考えればライバルをごぼう抜きできるかもしれない。
というかライバルのいる場所で勝負する必要がない。
いずれにせよ、本気なら、様々な人から信用をいただけるだけの発信と活動と結果が積み上げれば、お金は回る。
絶対にだ。
資本主義で勝つための手段ではない。
資本主義など余裕を持って手懐けてやろうぜ、というイメージの方が近いのかな。
なんなら、その次のシステムまで考えてやろうぜ、なんていう角度でもある。
だってお金だけを価値で考えるから誰かを出し抜いたり不正が働くわけじゃないですか。
お金の根本が信用であり、価値を提案・提供できているという大原理を忘れなければそんな発想は生まれない。
根本の信用や価値提供が呼吸するようにできるようになったら、もう「お金を稼ぐ」という発想が必要なくなる。
おお、資本主義を超越してる感あるやんけ。
こんな感じ。
夢見てんなよと思う?
大丈夫、夢に見れてる時点で実現できるから。
僕はプロフィール記事でも書いたが、将来教育的事業を立ち上げたい。
新しい教育の形を提案したい。
親も子も、別に独身の人でも僕みたいに元ニートだろうがなんだろうが、お互い考えて意見を出し合える場所を作りたい。
僕が情報発信をし続けることで賛同者が増えると信じている。
また、親友との約束をきっと果たしたい。
その過程で発信したものに価値があれば、くどいがお金など勝手に回る。
「とりあえずする準備」なんて世の中にはない。
とりあえず貯めたお金で成せることは少ない。
人によっては、何も成したいことはない、場合もある。
それだって等しく、美しい。
ひたむきに生きること自体美しいことだ。
誰に否定する権利があるのか。
比較する必要があるのか。
ただ、そんな方には一つだけ、傲慢かもしれないがお願いがある。
何かを捨てて挑もうとしている人を、
どうかそっと、応援していてほしい。
根拠のない批判を浴びせないでやってほしい。
自分の価値観で図りきれないからと、無闇に否定しないでほしい。
あなたにだって何かのきっかけで大志が、目標が生まれるかもしれない。
それは遅いか早いか、そんなことはあまり問題ではないのだから。
今回はこの辺で、さようなら!
引用した曲のタイトルがわかる人はぜひコメントへ笑
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